楽しいショーをみた帰りの電車の中。
モーヘイからの「お金貸してももらえませんか!?」のいきなりの相談。
訳を聞いてみると、どうやらこちらに来て持ってきた2枚のクレジットカードが使用できなくなってしまったらしい。
昼間の間にいくつかの銀行でチャレンジしてみてもだめだったとのこと。
考えてみれば、当日は水曜日の夜で、本当ならモーヘイはアイルランドへ旅立っている予定だった。
「モーヘイさ。どうしてお金足りなくなったんだ?」って聞いたら。
「えーちゃん、ロンドンって結構かねかかりますね。いや~」
「ってかさ、明日もう一度、クレジットカードが開くように問い合わせしてみろよ!」(え)
「いや、もう今日何回かやってみてだめだったんで」「(も)
「だって、おまえまだ2週間以上、旅をする予定なんだろ!?クレジットカードはない。お金はない」ったら困るだろ。俺もそんなに金を貸せないぜ。現金もってないし。」(え)
「俺の学生証をえーちゃんに渡します。金返すまでもっていてもらってもいいです。」(も)
「そーいう問題ではなく、お前これからいくら必要だと思ってるんだ?」(え)
「5万くらい」(も)
「そんだけで2週間どーやって暮らすんだ?飛行機のチケットも買うんだろ?俺は現金3万円くらいしか、もってないからおろさなきゃないし」(え)
「じゃあ、3万でいいっす」(も)
「だからさ、そういう話じゃなくて、たったそれだけで、それが終わったらどーすんだ?」(え)
「そりゃ、奥の手があります。海外でもなんとかするしかないし・・・。後はこれで日本に帰るっても考えなきゃいけないかも」(も)
「お金がなくなったら、何をするつもりなんだ?」(え)
「それは言えません。しかたなくやることだし」(も)
「お前さ、そもそも何のために旅してんだ?次のアイルランドは何のためにいくんだ?」(え)
「海外を見ておきたいんです」(も)
「だから、行ってみて何をしたいの?何のための旅なの?」(え)
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。えーちゃんはなんで俺に金を貸してくれないっすか?」(も)
「は~あ?確かに3日間海外で、偶然にも一つ屋根の下に暮らしていて、困っているよう
だから、力になってやりたいとは思わないわけじゃない。しかし、何でお前が旅をしたいの
かも言わないし、金が次になくなった時のことをどう考えているかも言わないし、金がなくな
ったら日本に帰るっていってるんだったら、帰ればいんじゃないか?お金ないんだし」(え)
「俺は、これだけ真剣に頼んでるのに、何故、えーちゃんは貸してくれないんですか?」(も)
「何っ!!だから、たかが数万借りても、根本的な解決(クレジットカードのこと)がなけれ
ばお前が次の場所で困るだけだろ!!!」(え)
「俺は、えーちゃんみたいなタイプが苦手なんです。その俺が、これだけ頼んでいるのに、
やっぱ俺にいろいろ言うんですね」(も)
「そういう言い方が、そもそも人に物を頼む態度なのか!!!」(え)
「わかりました。俺はえーちゃんの言うこと(話を)ちゃんと聞いてますよ。俺、えーちゃん
みたいな苦手なタイプの人の話聞いてみたいし・・・・」(も)
(昔のおいらであれば、この辺で多分、首根っこをつかんで話を始めていたかもしれない
が、亀の甲より年の功だけあり、そんなこともせず)
その後、寒くなったロンドンの夜中に二時間くらい彼と話すことになった・・・・・。
今の若者って、こんなに甘く考えている人がいるのかと、悲しくなった夜だった。
しかも、日本語なんでこんな使ってんだろ?とベッドの中で考えながら眠りについてた。
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